「もっと忙しくすればいいんじゃない?」
心気症ではない人にとって、身体の心配をする=暇に変換されてしまうようです。
私も最初のころは、病気のことを考えなくてもいいように……と考え、自分から忙しい道を選んだりしていました。
確かに、何かに集中しているときは病気のことを考えることが格段に減るんですよ。
でも、忙しさから開放されたその瞬間。
今まで心の奥に追いやっていた不安が一気に開放されることがほとんどでした。
初めてパニック発作を起こしたのもこれがきっかけで、私は本当に「死ぬんだ」と思い夜間救急に飛び込んだのです。
その日は暇なタイミングだったのか、当直の医師が丁寧に話を聞いてくれました。
体調のこと、不安のこと。
「あとでちゃんと受診してね」と言われて出された安定剤が、それからしばらく私のお守りになっていたっけ。
そんな経験もあったから、私は忙しくすることが心気症の解決策ではないと知っています。
もちろんそれで解決する人もいるだろうけれど……私は違いました。
だから今日も、私は不安をどういなせばいいのか。
そんなことに心を支配されているのです。
そんなことに心を支配されているのです。
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